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飛騨牛が今現在までにブランド化させることが出来たのは、飛騨牛の父と呼ばれている1頭の安福号と呼ばれている雄牛の功績が多くの割合を占めています。
この雄牛は兵庫県の美方郡の現在は香美町に位置している村岡町だった地域に昭和55年の4月1日に生まれた但馬牛です。
昭和56年の6月16日に岐阜県が県の有種雄牛として購入して、昭和56年の7月21日に、当時の岐阜県の知事によって安福号という名前が付けられました。
平成5年の9月28日に亡くなっています。
繁殖母牛として利用される雌牛を含めると3万9千頭以上もの子が生まれましたが、その中でも飛騨牛になることが出来るのは、およそ2割5分から3割ぐらいの割合となっているのです。
子孫の中でも飛騨白清と広景福、白清85の3が飛騨牛の優れた種雄牛として良く知られています。
精子は現在も凍結保存されて使われていますが、飛騨牛の父の遺伝子ばかりに頼り過ぎていたので、遺伝的な障害が発生する問題などが発生するリスクがありました。
ですので遺伝子検査などを行って、その結果によって判明した遺伝子的に障害の危険性が高い交配は避けるようにするなどといった指導を行うことによって問題はかなり解消されています。
価格:8,800円(税込)
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